佳波 小学6年
「こんな朝ごはんが、食べられたらいいな」という理想を描きました。あたたかな感じに見せたかったので、背景を茶色と黄色にしました。また朝ごはんが目立つように、器と箸を青で表現してみました。
KONATSU 小学2年
シャボン玉は見る角度によって、ピンクやむらさき、黄色や水色に見えます。とてもキレイで大好きです。そんな美しい景色の中を、鳥になって飛んでみたいと思いながら描きました。
りの 4年
銀の羽と金の角を持つペガサスを描きました。高学年なので写実的に描けるようになりたいと思い、練習しています。
ゆめめ 2年生
いろいろな色の落ち葉を表現してみました。そして、誰もが幸せになれるよう、そんな美しい自然の中を飛ぶ、青い鳥を描きました。
KOKORO 中学3年
戦争は人の命だけではなく、花を咲かせるという小さな幸せさえ奪ってしまう。日本の菊は、かなりの手をかけないと育たない。ウクライナの地にも、菊の花が咲くことを願って描きました。
YUKA 小学4年
東京タワーの周りがカラフルな季節の花で、いっぱいになったらいいなという気持ちを込めて描きました。入選して、東京タワーに登りたいです! (宮城県出身)
Yaojia 小学3年
どうして空は青いの?どうして空が赤いの?いいえ、もっと沢山の色が見える。秋は夕暮。日入り果てて、風の音、虫の音、そして星の空。水辺に立っている大きな木は、流れ星に何の願いを?
HIZIRI 小学1年
若冲さんのトラの絵を見たときに素敵だと思い、力いっぱい描きました。目を大きくしたのが特徴です。墨を使い、濃いところと薄いところを使い分けました。
ゆずか 小学2年
「将来、絶対にパティシエールになる!」という強い気持ちで描きました。パティシエールの手に、ケーキをのせているところを工夫しました。
竹琉 小学3年
「みらい」という言葉から、逆に「古代」の生き物を新しく描くことが「未来」を表現することになると考えました。その時、深海魚水族館で観た「冷凍のシーラカンス」を思い出し、1枚1枚のウロコの色使いを工夫、進化した様子を表現しました。
ももか 小学3年
いつか行ってみたい宇宙旅行を描きました。歯ブラシに絵の具を乗せて指で弾き、細かな星をキレイに描きました。
さな 小学2年
ウミガメが生きているように見えるよう描きました。海の色は、下に暗い色を、上に明るい色を用いました。
ちはや 中学1年
深海にいるベニアコウを鮮やかに表現するため、さまざまな赤色を使いました。
MITSUKI 小学1年
大好きなおじいちゃんと、おばあちゃんの家の猫のチョコちゃんが、マリーゴールド畑を元気に走り回っています。絵の具の色を重ねて、たくさんのお花を描きました。
まりか 小学4年
初めてコンクールに応募しました。ワクワクしながら何を描こうかと毎日考えました。その日、おばあちゃんのカワイイ猫と遊び、心が温まるのを感じたので、明るい色を使い、その気持ちを表現しました。
YUA 小学6年
翼のフサフサした感じを出すために、たくさんの鳥を観察しました。鳥が飛び立つときが一番美しいと思い、その瞬間を絵にしました。
凛音 小学4年
クローバーは、私の大切な家族のフトアゴヒゲトカゲです。黄色、オレンジ、茶色、白、こげ茶色など、クローバーはその時の気持ちや、隠れる場所によって、さまざまな色の洋服に着がえます。
Hana 小学6年
美しい山々のふもとを奥深く掘ってみると、キレイな湖が全体に広がっていると、私は思います。そこで、実際には、目には見えない湖を、山とともに描きました。
永久 中学1年
自分の個性を出せるように、複雑な形や、目、鼻、口などを工夫しながら、ぼく自身を描きました。
ひかり 小学3年
オカメインコのピーちゃんを飼っています。ピーちゃんは、私がピアノをひくと一緒に踊ってくれるし、くちばしを使い、はくしゅもしてくれます。鳥も人と気持ちが通じるし、カッコいいです。
悠真 小学1年
ぼくはいろいろな気持ちをもっています。うれしい、楽しい、はずかしい、怒っている、とか。そんな気持ちをいろいろな色で表現しました。この日のぼくは、いい気持ち。
YUA 小学6年
枝の角度や花びらの開き具合、色作りがとても難しく、たくさんの色を何度も混ぜ、色合いを表現しました。はじめてのゴッホの模写で、ゴッホの色合いを表現することが、いかに難しいのかを学びました。
ゆうと 小学1年
ゴッホの代表作『ひまわり』の模写です。ゴッホらしい、絵の表面のデコボコと、盛り上がった質感を出すために、背景に十字の模様をつけました。
ゆかり 小学3年
オイルパステルやベビーパウダーを使い、こするなどして、夜の雰囲気を描きました。作品を描いたのが10月だったので、ゴッホの「星月夜」と、ハロウィンのお化けを描きました。
倫 小学1年
ほんものみたいに描こうと思いました。食べたらちょっと涼しくなるような色を塗りました。
ちはや 中学1年
深い青色と馬の力強さが好きで、食事後のケルピーを想像し、ケルピーの質感を丁寧に描き込みました。
※ケルピーとは、スコットランド地方の水辺に暮らし、馬の姿をしているといわれている想像上の生き物。
KONATSU 小学2年
いろいろな色があるアジサイが好きなので、大好きなむらさき色の空といっしょに描きました。夕焼けの空の雲の美しさを、絵の具で表現してみました。
MIZUKI 小学1年
弘前公園で空を見たら、赤や黄色に色づいた木の葉が、お日様の光でキラキラしていて、とてもキレイでした。それを見たときの嬉しい気持ちを思い出しながら描きました。
Haruto🌿 小学1年 水彩画
秋なのに、あつくて、夏みたいな日。ぼくが芝生にしゃがむと、大きなバラが、ぼくを見て、ニコニコわらっていました。日比谷公会堂の窓がメガネみたいに、キラキラと、光って見えました。
まゆか 小学3年
どんぐりを集めるリスや巣箱に集まる小鳥たちは、冬支度をしています。太陽の光で燃えるように赤くなっている森を表現しました。
ゆうか 小学4年
私はキツネが大好きです。フワフワしたキレイな毛並みを、いろいろな色のクレヨンで表現しました。秋の美しい植物も水彩絵の具を滲ませ、カラフルに描きました。
あいり 小学2年
京都の桂川の紅葉を描きました。いつか屋形船に乗ってみたいです。色とりどりの葉っぱを細かく、さまざまな色を使って描きました。
りお 小学3年
秋休みに京都に行きました。金閣寺がとてもキレイでした。水面に映る姿が特に美しかったので、その姿を表現してみました。
璃子 小学2年
さまざまな画材を使いました。空はパステルを指で優しくこすり、木の葉には、いろいろな色を混ぜました。クルクルと舞う葉っぱは、色鉛筆で丁寧に、湖面は濃淡で動きが出るように表現しました。
Rana 中学2年
テーマは「つながり」。橋は2つのものをつなぎます。私は誰もが苦悩を抱え、孤独を感じる時にでも、誰かとのつながりを感じられ、そして、暗闇は過ぎ去ることを、絵を通し、伝えたい。 (インド在住)
Ashlesha 小学5年
絵を描いている時は、「入選できるかな」とばかり考えていましたが、描くにつれ、しあわせな気持ちで満たされました。 (インド出身)
まこと 小学2年
ケイトウの花のギザギザした形を描きました。赤、ピンク、黄色、オレンジ。ケイトウのかわいい色と、フワフワとした毛糸のような姿が好きです。
ヒカル 小学5年
月の光の中、ススキが揺れているように描きました。筆で画用紙を叩いて星を描くことで、一度にたくさんの星を輝かせることが出来ました。
あい 小学3年
こんな場所があったらいいな、みんなと行きたいな、という想いを込めました。いろいろな種類の秋の花を調べて描きました。レンガにたくさんの色をつけたり、秋の草花で周りを囲い、秋らしさを表現しました。
悠真 小学1年
ゴッホの絵は黄色と青色がたくさん使われています。秋になると銀杏がキレイなこの道をお母さんと散歩します。このコンクールを見つけた時、黄色をたくさん使った絵にしたいと思いました。
MIZUKI 小学1年
遠足で見た秋の景色を描きました。秋の花が色とりどりで、キレイなことを伝えられるように、たくさんの花を描きました。
Sabine 小学2年
秋の美しい景色を、たくさんのコスモスを描き、表現しました。コスモスの細部を描き、遠近感を出しました。 (大韓民国出身)
第1回目のテーマは、ずばり、「愛」!!
私たち事務局もこの数か月、子どもたちの作品が届くたびに、幸福な気持ちや感動をたくさんたくさんいただきました!
みなさん、気軽に展示会に遊びに来てくださいね!
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「みらいのゴッホをさがせ!」にようこそ!フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)は、およそ170年前、オランダ南部ズンデルトに生まれました。生前、ゴッホの作品は1枚しか売れなかったとされていますが、いまでは世界で最も人気の高い画家の一人です。ゴッホは、私たちの国、日本をこよなく愛し「日本のような土地を求め」、画家として数々の傑作を残すことになる南フランスに移住します。「もしゴッホの絵が1枚でも多く売れていたのなら」「一人でも多くゴッホの才能に気づいていたのなら」、ゴッホの人生は全く違ったものになったのかもしれません。
「第1回 みらいのゴッホをさがせ!」では、小学1年生から中学3年生までの子どもたちの作品43点を展示しています。作品のテーマは「秋の風景」「自由」そして「夢」。自然を見つめる子どもたちのまなざし、自由に描く子どもたちの感性、そして夢や希望を抱く子どもたちの心には、自然や生き物に対する強く、あたたかな愛を垣間見ることができます。社会を取り巻く環境への凛とした想いがあります。ゴッホは生前「愛情によってなされたこと、どのようなことでも、上手くいくものだ」と語っていました。ぜひ、気軽に展覧会へおこしいただき、子どもたちの純粋な想いがつまった作品を、どうぞお楽しみください!
「愛してください。愛する者だけが、
多くを成し遂げることができるのです」
フィンセント・ファン・ゴッホ
本展覧会の開催にあたり代表協賛社としまして三菱地所株式会社より、また後援としまして千代田区ならびにオランダ王国大使館より、そしてファン・ゴッホ美術館(アムステルダム)からは入選者への物品提供という惜しみないご協力をいただきました。特別協賛といたしまして、日本総合設備株式会社をはじめ、ご協賛、ご後援、ご協力賜りました関係者各位に感謝の意を表します。
主催者
協賛 三菱地所株式会社
特別協賛 日本総合設備株式会社
後援 千代田区、オランダ王国大使館
物品協力 ファン・ゴッホ美術館
内容:
こどもたちの作品展示会とワークショップ:9時~15時(最終入場14時30分)
入場無料、どなたでも気軽に遊びにいらしてください!
小さな子も遊べるお絵かきコーナーやオリジナルバッグづくりコーナーもご用意しております!すべて参加費は無料です。数には限りがございますので、あらかじめご了承ください。
小説家 原田マハさんによる講演会:15時30分~17時(予定)
申し込みは締め切りました。
会場:千代田区役所1階 区民ホール
※コロナウィルスの蔓延など、予定は変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※会場ではマスクの着用をお願いいたします。
このたびは「みらいのゴッホをさがせ!」にご応募くださりありがとうございました。第1回目にもかかわらず、10か国、250点にものぼる作品の応募を受け、事務局一同、みなさまの芸術への関心の深さを改めて感じています。
厳選なる審査の結果、50点の作品を展示作品として決定いたしました。
「みらいのゴッホをさがせ!」の入選記念品を物品提供いただいているヴァンゴッホ美術館の方が「これらの作品の中には何人かのゴッホをすでにいる!」と驚かれていたほどの力作が参りました。
当日は展示会にて来場者による人気投票を実施し、大賞を決定させていただきたいと思っておりますので、みなさま、11月26日(土)はぜひ会場に遊びにいらしてください!
会場には小さなお子様が遊べる「お絵かきコーナー」もご用意しておりますので、小さなお子様連れでも、十分に楽しんでいただけます。またご家族にみなさまにはゆっくりと子どもたちの作品を鑑賞していただけたらと思っております。
「みらいのゴッホをさがせ!」は年に1回の開催を予定しておりますので、どうぞ、第2回へのご応募もお待ちしております!!
1962 年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、2002年フリーのキュレーター、カルチャーライターとなる。2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、2006年作家デビュー。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞。ほかの著作に『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『たゆたえども沈まず』など多数。また、2019年には世界遺産・清水寺で開催された展覧会「CONTACT」の総合ディレクターを務め、美術館を訪ねる番組「原田マハのCONTACT ART」(WOWOW)にレギュラー出演するなど、日本・世界各地のアートと美術館の支援を続けている。
撮影/ZIGEN
夢や希望をかなえる!
1853年3月30日、フィンセント・ヴァン・ゴッホはオランダ南部ズンデルトに生まれました。現在ゴッホは世界で最も人気の高い画家の一人ですが、生前は一枚だけしか絵が売れず*、失意のうちに37歳という短い人生を閉じます。
ゴッホは日本をこよなく愛し、彼の作品は日本画の影響を受けています。
また「日本人に生まれたかった」という言葉を残すほど、ゴッホは日本に憧れを抱いていました。夢である日本への渡航が叶わないゴッホは、日本のような土地を求め、南フランスのアルルに向かいます。そこでゴッホは画家として数々の傑作を生みだすのです。
「もしゴッホが日本に生まれていたなら?」「生きているうちに絵が一枚でも多く売れたなら」・・・ゴッホの人生は全く違ったものになったのかもしれません。わたしたち「みらいのゴッホをさがせ!」は、芸術展示と芸術教育の機会を創出することによって、特に若い才能を発掘・育成し、夢と希望を一つでも多く実現することをプロジェクトの目標として掲げています!
*ゴッホが制作した作品2,000点中、『赤い葡萄畑』一点のみが生前に売れたと言われています。
2020年以降、COVID-19という未知の感染症の出現によって、わたしたちの行動はじめ、さまざまな事業の制限や縮小が余儀なくされました。特に、人びとが集う文化芸術イベントの多くが中止され、さらに若い世代は、学生時代という貴重な時間を新しいつながりなく過ごすことを強いられました。
「文化や芸術でおなかはふくれない」という声も多く聞かれますが、芸術は人類誕生以来、人間独自の「精神表現」として発展し、わたしたちの心と生活を豊かにしてきたものです。
ウィズ・コロナ、アフター・コロナの社会において文化芸術が失われた「つながり」を再生し、より多くの人たちが自らの価値を感じられる、そんな社会の再生をアートを通じて叶えることができたら。そして文化芸術によって若い世代が夢と希望を抱くことのできる社会を創出できたら。そんな想いを代表と副代表が抱いたことから、「みらいのゴッホをさがせ!」プロジェクトが誕生しました!
永続的な文化芸術の価値発信により、
子どもたちの希望の一助になる!
① 若者の文化芸術才能の発掘と可能性の拡大
② 文化的交流の場としての社会ブランディング
③ 企業・組織との芸術的連携と促進
④ 文化芸術による豊かな心と幸福感の育成
「みらいのゴッホをさがせ!」の役割
① 地域ならびに国際芸術交流の発信者として
② 文化的・芸術的教養育成の担い手として
③ 文化芸術の価値発信者として
大切な子どもたちの未来ために
「信じられる社会と大人」を
芸術を通して構築します!